自己紹介
〝産後だからできない〟をなくして 〝産後こそ人生で一番輝ける〟を創る人。
産後整体師×医療系国家資格(理学療法士)
田中 佑樹 (30歳代)
家族構成:妻、息子、娘、猫
趣味:DIY、手品
【想い】
出産前は未来への希望も不安もたくさんあったと思います。
そんな想いに胸を躍らせて、いざ出産。もちろん幸せだけど、子育てって楽しいことばかりじゃないですよね。私自身も、2児の父なので経験しています。眠れない毎日に、泣き止まない我が子。思い通りに進まないスケジュール。これまでとは何もかもが違う人生が始まった感じがしてしまいますよね。しかも兄姉がいれば、その大変さはさらに何倍にも…。
それに加えて、体に痛みや不調があれば想い描いた子育てができるはずもありません。
10ヶ月ものあいだ大切に守り抜き…、命懸けをかけて出産し、待ちに待って生まれてきてくれて…。いろんな想いが重なっているのだから、子育てというのは本来人生で一番幸せな瞬間であるべきだと思うんです。
その最も幸せなときが不調のために阻まれるなんてあってはいけない。
そんな想いから、自分の経歴や知識、技術を活かし貢献できることを考えて、僕は産後整体師になりました。
【経歴】
2015年 理学療法士免許を取得
私は10年目の理学療法士で、これまで東京にある急性期の総合病院で8年勤務し、2000名以上を担当してきました。そこでは骨折などの整形外科疾患、呼吸器や消化器などの内部障害領域、心臓病などの循環器疾患、救急病棟やICUなどの超急性機領域など幅広く経験させていただきました。
そんな中で、産前産後領域に興味を持ったきっかけはなにかと言うと、はじめは長男の誕生でした。妻から第一子を身籠ったと報告を受けた時のことは今でも鮮明に覚えています。だんだんと大きくなるお腹にワクワクしながら、毎回検診に一緒に行くのが楽しみでしょうがなかったです。まだかまだかと期待と不安な気持ちで待ち続けて、ついに出産。長く壮絶な陣痛を乗り越えて、産まれた瞬間…、これまで生きてきてこれほど感動したことはありませんでした。そして妻にこれほど感謝した日もありませんでした。
ただ、そんな壮絶な出産を経験して、妻の体はボロボロ。腰も恥骨も痛くて、不調もたくさん。私は理学療法士なので身体の知識はありますが、実は周産期や産後にどんな変化が起きるかをあまり知りませんでした。もっと知識があれば、支えてあげることができたのに…と後悔がありました。その気持ちから、産前産後領域の勉強を徐々に開始しました。
そして月日は流れて、第二子の妊娠が発覚しました。その時はまだ新型コロナウィルスの騒ぎも落ち着かない時期だったため、病院での立ち会いが難しい状況でした。出産というのは、人生にそう何度もない重大な出来事です。我が子が生まれる瞬間には近くにいたい、そんな想いから出産の立ち会いがどうしても諦められませんでした。そのため、自宅出産に対応している助産師さんを探し、どうにか巡り会うことができました。助産師さんが見つかったことをすぐに妻に報告。不安はありましたが、助産師さんが面談で親身に相談に乗ってくださったことで、リスクを十分に理解した上でも納得して、自宅出産をすることに決めることができました。
自宅出産を通して、多くを経験し考えさせられました。そしてたくさんの方と関わり、刺激をいただきました。自宅出産を受け入れてくれた妻、サポートしてくれた助産師さんには本当に感謝です。
そんな中で妻の身体の変化や悩みをサポートできなかった過去。そして、助産師さんのお仕事に対する献身的な姿勢や、ママたちへの人間味ある関わりを目の当たりにしたことで、産前産後の世界で生きていきたいという思いが強くなっていきました。
そこで、産後の不調や身体の悩みに対して、自分ならどう向き合えるのかを再度考え直し、理学療法士としてのこれまでの経験や知識を活かせる〝産後整体師〟を志すことを決意しました。
そこから産前産後領域の勉強を本格的に開始し、現在に至ります。自分の目の前にいるお客様の身体の悩みを解決できるように、全力で取り組ませていただいております。